景虎日記

無駄な考え、無駄なあがき、無駄な偏愛と偏見による電子書籍とWeb小説、その他もろもろの記述。

ようやく景虎日記を再開するぞ

 どうも。俺だ。景虎だ。
 ブログの更新が長いこと止まっていて本当にすまない。

 いや、謝ったところで、既についていたであろう読者も離れてしまっているだろうし、今これを読んでいるキミも初対面かもしれないから、今更謝ったところで時既にタイムアウトな訳だが、まぁ、こういう切り出しで始めないと自分自身の踏ん切りがつかなかったのだから、どうか許して欲しい。

 最近俺は滅法ものを書けなくなっていたというのはおそらくキミも小耳に挟んでいたと思うけれど、正直な話、病状がどうだとか、仕事が上手く出来ないだとか、そういう事を言っていられる段階でもなくなってきているという現状を鑑みるに、出来ないなりになんかやらねばと思い立った末のブログだという訳なのだ。

 なぜ、そんな切羽詰まった状況で、具体的に言えば携帯電話が止まってしまうだとか、インターネットが使えなくなるだとかの状況で、ブログという選択肢を真っ先に選んだのかは甚だ疑問だが、正直なところ、他にやることも思いつかない程、暇で暇でしょうがないという「貧乏暇なし」という定理を真っ向から否定していく状況に陥っているのだから、なんというか、あれこれ考えても無駄だろう。

 このテキストはいくら熱心に書いたところで、一銭にもならないのだが、だからと言って何もしないでいると、良からぬことばかり考えてしまいそうなので、今回はそんな俺が精神を安定させるために少しばかり色々と無意味な事を書いていこうと思う。

 「こんな奴に」とキミは思ってやまないかもしれぬが、どうか付き合っていただけるとありがたい。

 


目次

PC壊れた事件とその後

PC


 まず何故、俺が金銭的に困っているかという話をしておこうと思う。おそらく、キミは「お前いつもそれで困ってるじゃん。聞きたくないよ」というかもしれないが、まぁ、聞きたまえよ。

 実のところ今月、運が悪いことにPCが壊れてしまったのである。しかも運が悪いことにiPadの顔面をなんの恨みもないのに地面へと叩きつけてしまったのである。不慮の事故というものは、マーフィーの法則曰く重なるもので、うつの医療費プラス、デイケア料金、そして、更にはストレスのせいか胃潰瘍になり、医療費が更に倍プッシュという泣きっ面に蜂が巣を作っているかのような事態に陥ってしまった訳なのである。

 俺は酒はやらないので、何故胃を悪くするのか全くもって謎なのではあるが、あまりの出費と、健康の問題から禁煙をすることにした次第である。飲まず打たず買わず、そして吸わず、シコらず、ろくに働けずといった具合の俺は、健康的には徐々に回復を見せたものの、やりくりしていた割には、入りの方が少なすぎるという根本的な問題からは逃げることが出来ず、なんの為に生きているのかもわからずに、ただ、今月をなんとか乗り切らなくてはならぬと、眼窩に涙ばかりためながらも、やることが対してある訳でもなく、台風ばかりが訪れる空を眺めるしかなかったのである。


それでも未来は明るいはずだ

sky

 さて、そんな状況に陥れば誰もが死を考えるものだろう。うつ病患者であればなおのこと、死を考えてもおかしくない訳ではある。しかし、悲しいことに死ぬにもお金がかかるという現実をどうかこれを読んでいるキミには知っていただきたい。

 練炭を買うお金があるわけがない。ロープは首にアレルギーが出るから選ぶのが億劫だ。電車に飛び込むのも飛び降り自殺も事後に家族に迷惑がかかるということを考えると選べるはずもなく、第一痛いのが苦手な俺がそんなことを出来るはずもないのだった。薬を大量に飲んで死ぬというのもありだろうが、残念なことに薬代にも困っているご身分である。更に大量に飲んだところで胃が弱い俺は全部綺麗に吐いてしまうのがオチである。

 ならば、どうするのか? 簡単な話である。未来は明るいと信じて生きるしかない訳である。政府が楽に死ぬ権利を俺に提供してくれるのであれば、検討してみたいところではあるのだが、残念なことにこの日本という国は、やれゴミカスは生きる価値なし、やれ自己責任だ、やれ生きていて恥ずかしくないのかなどとのたまう癖に、命を大切にしろ、人生は素晴らしい、生きていればきっと良いことがあるなどという大ホラを吐くわけである。酷いダブルスタンダードだとは思うが、もうこの際それを嘆いても仕方がないだろう。身から出た錆だというのは半分以上事実ではあるし、俺だって負い目がないわけではないのだから。

 そう、だからこそ、俺はその大ホラを信じて、未来は明るいのだと信じて生きていくしかしようがないのである。

 と言ってもどうすれば良いのか甚だ疑問だが。肉体労働でもすればいいのだろうか? ペン以上の重さのものが握れない俺にも、キーボード以上のものを叩けない俺にも、優しくしてくれる工場長はいたりするのだろうか?

 いや、いないだろう。どこの世界でも人は等しく、有能であれば必要とされ無能であればお家で休んでおきなと言われてしまうのだろう。

 正直な話、どうこうできる算段はつかない。だから俺は今、半ば狂信的なまでに「未来は明るく眩しく光に満ちているのだ」と信じることだけに人生を費やしている訳である。バカもここまで極まれば、何かに使えそうな気がちょっとだけするのである。そして、結果として、何が出来る訳でもないという堂々巡りに陥って、こうしてブログという名の救難信号を迷惑極まりないことにビービーならしているという顛末な訳である。

明るい未来とは?

sky


 さて、もう少し根本から考えてみたい。明るい未来とはなにか? それは当然、可愛いお嫁さんをもらって、子供がいて、そして明るかったり暗かったりする家庭があることだろう。これは難題だ。高望みかもしれない。

 この第一の未来が完全に無理難題だとしたら、せめて、自分の幸せを願わず、他人を幸せにする生き方が出来ればというのがBプランになるだろう。これも難題だ。なにせ、今や自分一人生かすのに躍起になっている訳だから。

 では、Cプランとして、誰にも迷惑をかけずに静かに暮らすというのはどうだろう。これも無理だ。そもさん、歩く迷惑条例として名高いこの俺が誰にも迷惑をかけない訳がないだろう。むしろ、その性分に自分が一番迷惑をこうむっているといっていいくらいだ。

 では、死ぬのか? これもNOだ。意志薄弱な俺には、人間失格するには格が足りず、人間失敗が関の山だろう。太宰のようにカッコよくグッドバイできる訳がない。第一首吊りのロープでアレルギーを心配するような輩が、どれだけ精神が不安定になろうと、死にそうもないだろう。読んだら笑い死んでしまう殺人ジョークでもあれば、話は別であろうが、モンティーパイソン世代でない俺にはそれも効くかどうかは怪しいだろう。

 そうなると、結局のところ、こういった無茶苦茶な状況を話のタネにして話題をかっさらうしか俺にはない訳である。話題がかっさらえなかったとしても、失笑にもにた笑いくらいは俺にだって生み出せるのかもしれぬ。

 他ではなんの役にも立たないとされたものが、ある日突然輝き出すことだってあるだろう。そんな、馬鹿げた物語を信じてしまうのが、バカな俺には一番お似合いだと、キミもきっとわかってくれるだろうと、俺は信じてやまない。

 ひょっとすると、これを読んで本気で心配してくれている読者諸君もいるかもしれぬが、俺は底抜けに明るい。暗い気持ちで書いていないので、そこは安心してほしい。むしろ、底が抜けてしまっているのが問題なのだと俺自身この無意味な明るさを心配している位である。そこは問題ないのだ。

 ただ、願わくば、携帯とインターネットが止まってしまうと色々と困ったことになりそうなので、出来れば、俺に出来そうなことがあれば、何かお仕事をさせて頂きたいと切に願っている。

 Photoshopはそれなりに使いこなせるし、動画だって作れる。文章もそこそこ書けるし、サイトもまぁ作れる。世界を救うことも出来るし、話し相手にだってなる。

 出来ないこと以外はなんだってできるつもりだ。だから、どうか、小さなものでもいい。俺に任せてみてほしい。後悔はさせないつもりだ。

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 さて、ここまで読んでくれたキミは、「そんな暇があるなら早く新作出せよ」と思ったことだろう。それは内心俺も負い目を感じているのではあるが、今の現状を鑑みるに、即金で何かしら入ってこないと、俺の世界との唯一の繋がりが絶たれてしまいかねない状況な訳である。

 正直な話、俺はほとんど何も怖くないのだが、孤独だけはどうしようもなく耐え難いたちなのであり、これがそうなってしまうと、一ヶ月、いや、数週間で相当参ってしまいそうな気がしてやまないのである。

 もう、これは全て身から出た錆だし甘んじて受けるしかあるまいとも、思っているが、ゴキブリと一緒で、悪あがきばかりは立派なのである。プライドもクソもない黒い代物だと思っていただければ、理解が早かろう。

 だから、もしよろしければ、何かしらのご依頼を。そうでなければ、Amazonで何かを購入する際にこのブログ経由で買っていただけるだけでいい。俺にも、少しだけ、明るい未来というものを信じさせて頂きたいのである。

 その資格はないかもしれないけれど。

 絶望するな。では、失敬。