小説ハッカソン「Noveljam2018」に参加するぞ
どうも。俺だ。景虎だ。
長い間音沙汰が無くてすまない。
皆それぞれいかなる人生を歩んでいただろうか?
まぁ、まどろっこしい回想シーンがワンクール分必要になりそうな前置きはこの際捨て置くとして、今回は自身の近況報告も兼ねて、NovelJam2018というイベントへ著者枠での参加が決定したのでそのことについてブログ記事を書いていきたいと思っている。
「NovelJamとはなんなのか」「いつどこでやるの?」「景虎なんかが参加しても大丈夫なの? 怖くない?」などといったキミの素朴な疑問へ対してもしっかりと答えていくつもりだから、しばしご静聴頂けるとありがたい。
それではいってみよう!
主様よ。ノベルジャムとはなんぞや?
さて「ノベルジャムとは何なりや?」と疑問符を十六分音符のように並べている諸氏のために、まずはそれがいかなるイベントなのか説明するところからはじめよう。
ざっくり説明すると、これはいわゆる小説版ハッカソンなのである。
三日間の間にチームで小説を作り上げ、出版までしてしまおうというイベントなのである。
著者、編集者、デザイナーの三人四脚で、執筆、編集、デザイン、出版、販売までを三日でやるという強行軍なのである!
コワイ! ムボウ!
でもそこには他では味わえない苦しみと楽しさがある!
そんなドMクリエイターたちの注目を一身に集めている小説版ハッカソン、もとい出版ハッカソンがあると聞いて、
サンダーボール作戦に成功したMとは別段何の関係も無いただの変態のMである俺様が参加しないわけがあるだろうか?
いや、ない。断じてない。
一回目をスルーしてしまったが、二回目を見逃すほど安いドMでなかった俺は、しっかりと著者枠で応募し、選考を勝ち抜き、MオブザMとして、このノベルジャムという楽しい地獄へと参加することが決定したのである。
興味のある方はもう参加を締め切ってしまっているが、詳細をリンク先で確認して頂きたい。
で、勝算あるの?
さて、このイベント、もちろん参加することに意義があると銘打っているものの、それだけで終わるようなお遊戯会のようなイベントでは無いのである。
つまり……ちゃんと真剣勝負としての要素があるわけなのである。
そう。このノベルジャムというイベントには、三つの勝利条件がある。
完成させろ!
まず一つ目は「“面白い”短編小説を著者1人につき1作品、会期中に完成させる」というものである。
三日間というスケジュールの中で作品を完成させられなかったら負け――これはつまり自分との戦いである。
実際問題これが一番厳しい勝利条件となるだろう……。
俺は俺に勝てるのか……乞うご期待。
賞を手に入れろ!
そして二つ目は、「最優秀賞、優秀賞、各審査員賞を手に入れる」である。
これは正直な話、第一の勝利条件よりもヨユーである。
なぜならば、俺様は他人との戦いに敗れたことがないからである。
ことごとく自分に敗れ、自分という世界で最も強大な敵を前に、足がぷるぷると生まれたての小鹿のごとく震えてしまっている俺は、この振動をなんとか制御して、己自身にさえ勝つことが出来れば、ほぼ自動的に賞は手に入れることが出来ると言っていい。
実際に、審査員の面々の審査基準よりも、俺自身が俺に対して課す審査基準の方が圧倒的に高いというのは、もはやノベルジャムに参加する前よりすっかりわかりきっていたことなので、本当の本当に、俺は俺自身を倒すことが出来れば実質自動的に賞が手に入ると言っていいのである。
まず間違いないのである。
そしてそれは、猫に暗号通貨の価値を教えるよりも遙かに難しい……。
いっぱい売れ!
そして三つ目の勝利条件が「いっぱい売れ」である。
なぜならば2018年3月26日のNovelJamグランプリ授賞式では「出版後の広報活動、販売実績、表紙デザインなど、チームで作り上げた「本」というパッケージ全体を評価」するらしいからなのである。
そう、販売実績。
これは正直言ってネームバリューがありそうな人が一番有利にも思える。
しかし、実際問題いろいろな反則技や小手先のテクニックなどでつけいる隙があるので、俺自身にまったくチャンスが無いわけではないだろう。
ただ、まず間違いなく言えることだけが一つだけある。
第一の勝利条件をクリアできなけれれば、つまりは本を出版できなければ、間違いなく売ることは出来ない。
ないものは売れないのである。
つまりは、この三つ目の勝利条件も実質自分との戦いということになるわけである。
どんだけ俺は俺を倒さねばならぬのだ……。
頑張れ俺。負けるな俺に。
つまり、総合すると、俺は俺自身に勝つことが出来れば、あらゆる面で勝算があるということである……。
胃が……胃がおかしくなりそうです……。
ちなみに裏イベントも開催中
ちなみに裏イベントも開催されている。
これは実際に会場で公開されるお題と、同じお題を用いたオンラインコンテストだ。
今回は残念ながら参加できなかったという人も、このイベントに参加して実際にオンライン一人ノベルジャムしてみるのも良いだろう。
いや、むしろ応募期間が2月25日までになっているから、ノベルジャム2018が終わった後に反省会もかねて挑むのも……ありなのか?
まぁ、裏にせよ表にせよ何にせよ
このお祭りをしっかりと楽しみ、完走したものこそが、真の勝者だと言えるだろう。
俺もどうにかして、勝利の美酒に酔いたいものである。
さてと、色々と長くなってしまったが、まぁ、緊張せずにその場の空気を楽しんで、精一杯やって、ダメだったら涙を流して、出来たらやっぱりうれし涙を流してって感じで、参加費の二万円分はしっかりと味わい尽くしたいと思う……。
そもそも、俺の今後の成長において、絶対に素通りすることは出来ないイベントだと思い、参加したのだから、どれだけ無様だろうと俺は現時点の惨めな俺を認めた上で、このイベントのチェックポイントを乗り越えなければならないだろう。
見るに堪えないかもしれないけれど、そんな自分を仲間達と力を合わせて越えることが出来たなら、俺はきっと、今よりもう少し書き手として自分を誇ることが出来るようになるだろう。多分。
そう、これはきっと偉大なる作家へと繋がる通過点になる。
そんな作家へと一歩踏み出すために、俺はNovelJamに参加します。
会場で会おう。
では、失敬。
素材() pic.twitter.com/9j1F6LFbxu
— 天王丸景虎(テンパーP) (@10kgtr) 2018年2月7日
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