探している本までの最短距離がわかるアプリ「テイクストック」が面白い!
どうも。俺だ。景虎だ。
今回はつい先日発見したアプリがものすごく面白かったので、それについて書いていこうと考えている。その面白かったアプリというのがズバリ「テイクストック」というアプリなのだが、キミは既にこれをご存じだっただろうか?
これがどんなアプリなのか、かいつまんで説明すると、現在の位置情報を元にして、お目当ての本の在庫がある場所を探してくれるというものなのである。
いやー「位置情報を元に本までの最短距離を案内してくれたり、本の取り置きが出来るサービスがあったら面白いんじゃないか」などと考えていたら、もう既にやっている人がいた訳なのである。
本の取り置きまでは流石に出来ないらしいが、どうやら全国1400店舗の書店と図書館にある在庫を検索して、一番近い店舗を教えてくれるらしいのだ。
スバラシイ!!
まさに書店や図書館にとって救世主となるアプリだと言えよう!
そこで、今回はそんなテイクストックを用いて、実際に本当に本までの最短距離が見つけられるのかどうか試してみようと思う。
それでは、行ってみようじゃないか。
まずは探したい本を入力する
まずは探したい本について入力してみる。位置に関しては特に選択しなければ現在地が選ばれるが、どこか別の駅から一番近い書店を探したいという時は、別途入力してみると良いだろう。
ひとまずはこれでオッケーなので、在庫があるか探してみよう。
おっとーいけない。そうだったそうだった。
実際に入力した本のタイトルなどがおおざっぱすぎたりすると、このようにキーワードに当てはまった本が一覧表示されるのである。
なぜこのフリーという有名な本を選んだかはさておき、おおざっぱなキーワードでもちゃんと探せるというところがありがたい!
それでは改めて在庫を探してみよう!
- 作者: クリス・アンダーソン,小林弘人,高橋則明
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2009/11/21
- メディア: ハードカバー
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(ちなみにフリーはフリーミアムについて詳しく書かれている非常に有名な本である。フリーミアムモデルの成功例などもいくつか書かれているので、電子書籍の個人出版などで活躍している人には是非とも読んで頂きたい。)
フリー在庫あり!
おおお! 出た出た! ちゃんと出た!
いやもちろん出てくれなかったら困るのだけれど。
どうやら東京都市大学の図書館に在庫があるらしい。
俺の現在位置からは若干遠かったりするものの、及第点である。
無論、俺はつい先日、日課の腹筋中に足を捻挫してしまったため外には出られないのだけれど、これのアプリがあればいつでも本までの最短距離が調べられるという訳なのである。
本当に素晴らしい!! そして面白い!!
腹筋で足捻挫するとかちょっとよくわからないわ……。 pic.twitter.com/cq3ofaAlHg
— 天王丸景虎🐯@メタバース虎人間 (@10kgtr) 2016年2月2日
(その原因は実際なぞである)
しかしもちろん残念なところもある
さて、今まで素晴らしいアプリのように書いてきてしまったが、実際問題弱点もあるのである。それは何と言っても探せる書店数がまだまだ少ないということと、実際に書店や図書館に行ってみたらないかもしれないということについてである。
後者に関しては確認しようがないものの、前者に関してはやはり問題があることがわかったのである。
実際にこのビッグの終焉という本を探してみると、残念きわまりないことに……。
この通りきれいな日本地図が表示されてしまうのである……。
これは当然、日本中のすべての書店に無いという可能性も考えられるが、はっきり言って、アプリの方が見つけられていないと言い切ってしまって良いのだろうと思う。
うーむ……実に残念だ。
ビッグの終焉も結構有名だから出ると思ったのだが、このアプリによると残念ながら日本には無いようなのである。
日本に無いならやっぱりアマゾンまで足を運ぶしかなさそうである。
(果たしてこのジャングルの奥地に本はあると言うのだろうか……)
(ちなみに今回見つからなかったビッグの終焉とは、ラディカルコネクティビティ――つまり、過剰な情報の接続によって、これまで続いてきた「大きなもの(出版社や新聞社といったものなど)」がどのようになってしまうのかといったことについて書かれている非常に面白い本である。妄想家のキミには是非オススメしたい一冊である)
まぁ、なんだろう。
ずいぶんと残念なアプリのように紹介してしまったような気がするものの、発想自体は非常に素晴らしいアプリだと思っているのである。
キミもそう思っただろう?
特に位置情報を使って本までの最短距離を探せるというのが凄い!
そしてしっかりと在庫まで探せるのが凄い!
ダブルスゴイである!
しかし、ここまでダブルスゴイが揃っていながら、対応書店数が少ないというのだけは実にいただけない話である。
正直な話こういったアイディアは是非とも、街の書店や図書館なども巻き込んでやってほしいものだと思うのだが、やっぱりそこまでやるのは無理なのだろうか……。
俺自身この位置情報というもの使って、様々な書店の在庫を確認できたり、またその場所までの最短距離がわかったり、おまけに本の取り置きや予約まで出来たとしたら、Amazonなどのネット書店と渡り合えるだけの強力な武器になりそうじゃないかと思っていたりするのだが……。
やっぱり無理なのかな? アマゾンに行くしかないのかな?
まぁ、ひとまずは、テイクストックでいろいろと探してみようと思うが、いつの日にか、そんな理想的なアプリが出来上がってくれればいいなと切に願っている。
街の本屋と図書館に愛を込めて。景虎。
では、失敬。
追伸:もしよさげなアプリがあったら是非教えてください。
こちらのメールフォームで待ってるぞ!