物書きクラスタ向けに俺のオススメの執筆環境を提案するぜ!
どうも。俺だ。景虎だ。
今日はなろう小説を書いているキミ、そしてKDPで活躍しているキミへ送るベストエントリにしようと思ってこの記事を書いていたりする。
そう、ズバリ、物書きクラスタが導入するべき、無料、もしくは有料だけど入れておきたい物は何があるのかという事に関して煮詰めに煮詰めていこうということなのである。煮詰めすぎてクレアおばさんが登場しそうな感じもするが、そろそろ味も良くなってきたと思うので、この辺で皆へと振る舞ってみることにしよう。
さて、前置きはこの辺で、ズバリ物書きクラスタが導入するべき物は何なのか。説明していこうじゃ無いか。
分類としてはこんな所だろう
まずは、導入するべき物を大まかに分類しておこう。
- クラウドストレージ
- IMEソフトウェア
- テキストエディタ
ひとまずはこの三種類あれば、なんとかなるだろう。いきなり「クラウドストーレージ」とか「IME」とかいう言葉が出てきて面食らった人もいるかもしれないが、それについても解説していくので、ひとまずは、「そんな物があったら便利なんだな」程度に考えておいて欲しい。それでは、それぞれの分類に関して何が便利か解説していこう。
クラウドストレージはどれが便利か?
まずはクラウドストレージだが、これが何なのかわからないという人もいるだろう。そこでかるーく、どんな物なのか解説しておこう。
このクラウドストレージとは、ネット上の保管庫にデータを預けておけるサービスであり、万が一パソコンが壊れてしまっても、データは保管庫にあるので安心だったり、また、パソコンでもスマートフォンでも書くよって人であれば、スマートフォンで書いたテキストをストレージに自動同期する設定にしておけば、続きをすぐにパソコンでも書けてしまうという代物なのである!
何を隠そうこの俺様は、良くパソコンを壊す人物なのだが、一度それで執筆したデータが丸ごと消えて、死にたくなった思い出がある。そこで、キミはそんな思いをしないで済むように、このクラウドストレージを利用しておくべきだろうという事なのである。
まずは定番のGoogleDrive
さて、そんなクラウドストレージサービスだが、まず王道はなんといってもGoogleDriveだ。これはWordやExcelやPowerPointみたいな物までが無料で使えてしまうサービスではあるのだが、クラウドストレージとしても優秀なのである。
容量もかなりデカく、なんと15GBものデータを預ける事が出来てしまうのである。セキュリティも万全だし、その上、共有して同じデータを複数人で弄ることまで出来てしまうのである。
ただ、難点を上げると、スマートフォンから同期出来るサービスがそこまで多く無いという弱点があったりするのである。特にiPhoneは、そこで候補に挙がるのが、俺がツイッターで宣伝しまくっていたDropboxになる訳なのである。
更にド定番なDropbox
そう、景虎ちんが容量を増やしたくてツイッターで荒ぶっていたのがこのDropboxである。これは本当に便利だ。個人的に愛用しているテキストエディタ、ScrivenerにこのDropbox同期は対応しているし、「普段はパソコンとノーパソでしか書かないよー」という人も、パソコンにインストールしておけば、自動で自分の書いた執筆ファイルなどをバックアップしてくれるので、いざって時に安心なのである。
Scrivener | Literature & Latte
また、ちょっとした出先で書くのにも優しいのだ!
是非、俺の容量を増やすために登録して欲しい。(え?)
そう、実はデフォルトの容量が2GBしかなく、人を招待したり、クエストをこなしたりすることでしか容量を増やせないのである。(最大16GB)
気になったら是非利用してみると良いだろう。正直超便利だ。決して自分の容量を増やしたいだけとかそんなんじゃ無いよ!(マジで)
招待ならこちらから。俺もキミも500mb容量が増えるよ! やったね!
景虎の容量を増やしたくない人はこちらからどうぞ。くやじい!
IMEはどれが便利か?
さて次はIMEだ。これは日本語変換ソフトウェアの事である。
え、キミもしかしてMicrosoftIMEとかクソなの使ってないよね? そんなので書かれた小説を読む人の気持ちになったことがあるの?
と多少煽っておくが、本当にこのデフォルトのIMEで苦しんでいる人は未だに多いらしいのである。ちなみに某有名会社で社長をやっている俺の父がまさにそれで、文章をそれなりに書くことが多いにもかかわらず、クソみたいなIMEを使って苦しんでいたらしいのである。
そこでオススメしたいのがズバリGoogle日本語入力とATOKである。
前者は無料、後者は有料だが実に便利なソフトウェアとなっているのである。
Google日本語入力
無料で賢いIMEソフトはもはやこれしか無い。と言うかMicrosoftIMEなどというクソで小説を書いているのだとしたら、今すぐ乗り換えるべきである。そんなクソで書かれた小説を読む人の気持ちになってみて欲しい。
嫌だろう? なっ? だからお金をかけたくなければこれで決まりだ。
ATOK
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少しお金をかけても良いという人はこのATOKを使ってみよう。これが中々賢いIMEなのである。使い始めはGoogle日本語入力の方が若干便利ではあるのだが、類語だったり連想変換機能があったりするので、語彙力が貧弱な人にはオススメ出来ると言っていっていいだろう。あと少しずつ賢くなっていくからな!
例えば小説でよくあるのは「と言った」というような「言う」の類語だろう。
これをATOKならば簡単に類語を入力することができてしまう。例えば、
言う/話す/喋る/吐く/物言う/言い出す/切り出す/言い散らす/口走る/言い退ける/捲くし立てる/
といった具合に沢山類語が出てくるわけである。もはや、これは俺では無く、ATOKが小説を書いていると言ってもいいのかもしれない……。
便利すぎて、無くなったら死んでしまうかもしれないのである。
辞書も欲しい人はこっちをどうぞ。
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学生なら学割も利く。と言うか俺は学生時代に学割で一太郎とセットで買ったぞ。
最近の一太郎なら電子書籍も楽々に作れる上に校正も楽だからオススメしておこう。
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テキストエディタはどれが便利か?
さて次は肝心なテキストエディターである。これは俺がSublimetextを使っているという異常さから言って中々オススメしづらい所があるのだが、まず間違いなく秀丸かサクラエディタを導入しておけばいいだろう。あれは軽くてカスタマイズも出来て素晴らしい。まかり間違ってもデフォルトのメモ帳などは使ってはいけないぞ!
そしてアウトラインエディタというアウトライン機能が付いている物がいいのであれば、アウトラオススメしよう。
もしもアプリで執筆するのであれば、俺は有料だがDeadalus Touchを推したい。これは本当に良いアプリである。他にもiライターズやiTextPadという選択肢もあるだろうし、お金に不自由していないのであればUlyssesという選択肢もあるだろう。
勿論Evernoteを使うという方法もありだし、アプリ版のWordを使うのもありっちゃありだ。
次点で、PCならWordやフリー系のWordっぽい物、一太郎などがあるが、個人的には重いのであんまり使いたくは無いと思っていたりする。普段使いの物であればさくっと起動してさくっと書けて、さくっと保存できる物が望ましいからである。
が、まぁ、それについても紹介だけはしていこう。
秀丸 サクラエディタ
もはやプログラマーは当然として、作家にとってもお馴染みなのがこの二つのテキストエディタだ。正直な話機能にそれほど違いは無いと言いたいが、秀丸に関してはカスタマイズ性に優れており、背景を黒くしたりなど色々と出来るらしいのである。
まぁ、自分自身はサクラエディタと秀丸を気分で使い分けているから、自分に合う方を選んでみると良いだろう。軽い――その一点に関してはどちらも優秀である。
ちなみに秀丸は基本的に有料のソフトウェアだが、苦学生のみ無料で使う方法もあったりする。貧乏生活を抜け出したらばっちり買って欲しいものだが、そうで無い人はやり方をググってみて欲しい。ただ、金があるならしっかりと払って使えよな!
Sublimetext
これは俺が愛用しているエディタだが、正直な話禁則処理が出来ないので、小説やテキストを書くのには向かないだろう。仕事柄コーディングなどもやる人は入れておいても損は無いと思うが、禁則処理プラグインでもできない限りは率先して紹介しがたいものになっている。
他は完璧なんですけどね。
アウトラ
日本語アウトラインプロセッサAUTLA(あうとら) - AUTLA.com
UIが若干ダサいがStoryEditorという神エディタの後釜におさまっているのはおそらくこのエディタなのではなかろうか。アウトラインエディタとは文字通りアウトラインを右や左に表示して章立てして、書いていく事が出来るという物なのだが、特にキャラクターなどを考えていく際などに重宝する代物になっている。
無論、サクラエディタや秀丸などでアウトライン解析の機能を使えば十分だという人には必要ないかもしれないが、もしも使い方がよく分からないのであれば、大人しくこれを利用してみるのもいいだろう。
Evernote
言わずと知れたデジタルワークスペースこと便利なメモ帳さんがこのEvernoteだ。少々不便なのは無料版だとノートをオフラインで使用することが出来ないという所だろう。
個人的に愛用してはいるが、この一点だけが頂けないので、普段使いの愛用エディタとすることは中々なさそうである。
Scrivener
StoryEditorの後釜として愛用しているエディタがこちらだ!
個人的には小説を書くにはこのエディタがベストだと思っていたりする。
是非使ってみて欲しい!
さてと、ざっくばらんにオススメの環境について紹介してきたが、正直な話、既に知っているものばかりではなかっただろうか?
俺はそこの所を若干心配しているのだが……まぁ、その都度オススメの物を見つけたら追加していくから時折確認して見て欲しい。
そして、もしも仮に、まだ全然導入していない物があったとしたならば、せめてIMEだけでもGoogle日本語入力にしておくといいだろう。
では、失敬。
(辞書や参考書、キーボードに関する記事は後日書こうと思いまする。しばし待つんじゃよ!)