コミケサークル初参加の人が買うべきものはこれだ!
どうも。俺だ。景虎だ。
今回のエントリではこれからコミケに参加する予定があるキミ、もしくは参加したいと考えているキミの為に、コミケ初参加の際に準備すべきもの、買っておくべきものについて紹介していこうと思う。
正直な話、もう大体キミ自身で必要なもの位は大体把握している事だろうが、まあ最終チェックだと思って読んでみてほしい。そして、今後コミケットや文学フリマといった同人誌即売会に行く、もしくはサークル参加する予定があれば、是非このエントリを参考にして備えていただきたい。
ちなみになるべく低予算で準備が出来るように解説していきたいと思っている。
俺も貧乏だからな。
それでは紹介していこう。
目次
サークル参加も一般参加も必携のクリアケース
さて、まず初めに紹介するのはこのクリアケースである。正確にはドキュメントケースなどと言うらしいが、これは正直な話、サークル参加者も一般参加者もある程度は必携のものだと言ってもいいと俺は思っている。
コミケで手に入れた戦利品や、隣のサークルから頂いた同人誌を無造作に紙袋やカバンに入れてしまう人もいるだろうけれど、このクリアケースがあれば、戦利品を傷つける事なく持って帰ることができる。
また、コミケットアピールやサークルチケットなどといった無くしたら困るものもこのケースに入れておけばいいだろう。
だからまずはA4サイズのものを一つは最低でも持っておいた方がいい。
百円ショップにもおそらく売っていると思うので必ず一つは探しておこう。
そして、意外にコミケは戦利品が多くなることがあるので分厚いタイプのものがオススメである。
サークルブースに必要なもの
さて、次はサークルブースに必要なものを紹介しよう。
ちなみに俺が冬コミに参加した時は大体こんな感じのブースだった。
まぁ、及第点ではないだろうか?
うん、色々と手作り感満載なのは自分でも認める。
さてそんな俺自身が少なくともサークルブースを設営する上であった方いいと思ったのは以下のものである。
- テーブルクロス
- ブックスタンド
- ポスター
- 頒布物のPOP
- 両替用の小銭入れとお釣り
- 値札
- 見本誌
- 名刺
ちなみに俺が参加する時は、見本誌を用意しなかったのだが、色々と見本誌の面白いアイディアを聞いたのでそれも紹介していく事としよう。
それでは具体的にどのようなものを買ったのかそれぞれ紹介していく。
テーブルクロスの選び方
まずはテーブルクロスだ。
これはあった方が格段にブースの見栄えがよくなる上にそこまで高くはないし、何度も参加するのであれば使いまわせるから用意した方がいいだろう。
俺が買ったのはおおよそ縦横120センチほどのテーブルクロスである。これは百円ショップで購入したものだが、一応Amazonでも手に入れることが出来る。
サイズ的に若干短いように感じてしまったが(足が隠れないので)もしもそれを気にするようであればもう少し大きいサイズの物を買った方がいいだろう。
色は好きな色を選ぼう。俺はサークルのメインカラーである黒を選んだ。如何にも中二病的だな!
(個人的には赤の方が目立って良かったのかもしれないと後悔していたりする)
このブックスタンドは実際便利だった
次に紹介するのがこのブックスタンドだ。
正直な話これは日常生活の中でもかなり使えるので買っておいて損は無いと思っている。iPadやiPhoneなどを立てかけてアニメや映画を見るのにも重宝している。
そう、通常の背を見せる形で立てるブックスタンドではなく、表紙が見えるように立てかけるブックスタンドである。
これも俺は百円ショップで購入したのだが、一応Amazonでも買う事が出来るらしい。見本誌を立てかけたり、今回の頒布物の一覧をA4用紙に印刷して、クリアファイルに入れたものを立てかけてみるのもいいだろう。
なんにせよ。これは捗るからあったほうがいい。オススメだ。
ポスターも用意しよう
ポスターなんて不要だと思っている人もいるかもしれないが、俺は最低限二枚はあった方がいいと考えているのである。
まず一つ目はサークル名とブースの場所を書いたポスター、そして二つ目は作品についてか、サークルについて書いてあるポスターを用意しよう。
特に一枚目のブースの場所が書いてあるポスターは重要である。せっかくサイトやTwitterなどをみてブースを訪れようとしている読者が、場所を見つけられないという事態を防ぐことが出来る。
サークル名やサークルの新刊に関するものを印刷したポスターも欲しい。やっぱり目を引くからである。
ポスターなどというと高いような印象があるが、セブンイレブンなどのネットプリントを使えば非常に低予算でポスターを作ることが出来る。
是非、数百円で出来るので実践してみていただきたい。
頒布物のPOPは必須だぞ
あと、ネットプリントを利用してついでに作った方がいいものがこの頒布物のPOPである。具体的にはその作品のあらすじや値段などが書かれたものである。
見本誌を読んで買ってくれでは流石に初見の人への判断基準が少なすぎる。なので、是非ネットプリントのハガキ印刷などか、A4印刷したものをクリアファイルなどに入れて置いておいて欲しい。
作品の見どころを書いておけば、読者だってきっと自分の作品をよくわかってくれるはずである。
個人的にはとなりのブースの浅月氏のPOPが素敵だったので次は真似しようと思っていたりする。
【定期宣伝】
— おもしろフェイス浅月 (@missing_asaduki) 2016, 2月 21
谷一とともにシナリオライター集団『STORIA-ストーリア-』を立ち上げました。シナリオやノベライズ、校正、文章関係のお仕事など、お気軽にご相談ください。https://t.co/vReU4WTAI3
両替用の小銭入れとお釣りを用意せよ
さて、そして案外忘れがちなのが両替用の小銭れとお釣りだ。小銭入れは布製のものでは出し入れが不便なのでプラスチックの小さなケースのようなものが便利である。
あとお釣りだが、これはネットプリントを利用するのであれば、コンビニの店員の人に言えば両替などをしてもらえるので、その小銭を残しておけばいいだろう。
あんまりコンビニで両替しすぎるのは、迷惑な話なのかもしれないが、まぁ、実際ネットプリントを利用するのに小銭が必要なのだから、邪険にはされないと思われる。
ちょっと多めに両替してもらうだけである。
値札も忘れずに
ついでにコミケ当日に使った値札(手描き pic.twitter.com/NgiUIMfh2n
— 天瀬りむ (@nyamarim) 2016, 1月 4
値札。これが意外と忘れがちなのだが、四角い紙に値段とタイトル、そして煽り文句などを書いたものを印刷して見本誌などの前に立てかけておくといいだろう。
これはネットプリントで作ってもいいし、手書きのものでもいい。
残念ながら俺がコミケに参加する時は、これを完全に忘れてしまって何度も値段を聞かれてしまった。本当に申し訳ない事をしてしまったと思っている。
こういった小さな気遣いも重要だろう。
見本誌もあった方が良い
さて、見本誌だが、残念だがら俺は冬コミに参加する時にこれを用意しなかった。完全に思考の範疇外だったのである。だが、これはおそらく用意しておいた方がいいのだろう。
なぜなら、一般参加者が自分の頒布物を試し読みする時に迷わないからである。
また、普通に頒布物を見本誌として一冊そのまま置いておくのではなく、ちょっとした工夫をしてみるのも面白い。
例えば、ポストイットなどを貼り付けて、その作品の見どころや、購入の判断の助けになるような工夫をしてみるのもいいと思う。
ただそのまま置くだけでなく、見本誌に色々な工夫をすることができるだろう。まぁ、当日朝のブース準備中に出来る範囲のことではあるが。
これに関しては次参加する機会があれば是非やってみたいと思っている。
名刺は必須だぞ
最後に絶対に用意するべきものを教えておこう。
それは名刺である。
名刺と言っても住所や電話番号が載っているものでなくてもいい。いわば、SNSやメールアドレス、ポートフォリオサイトなどをまとめた同人用の名刺である。
これは必須だと言っていいだろう。
むしろ、無いともったいなすぎである。
隣のサークルの人に挨拶をする際に渡せるし、本を買っていただいた方にも渡せる。絶対にあった方がいい。
なぜならこうしたリアルの場での繋がりというものは後々も続いていく可能性が高く、また、自分に思わぬチャンスをもたらしてくれる可能性が高いからである。
ネットで会話をするよりも一度あって話した方が信頼度は抜群に高い。だからこそ、そういった小さな出会いを無駄にしてはいけない。
意外に出版関係者などもこういったサークル巡りをしていることがあるので、まず間違いなく用意しておこう。
そして、ビラを配るように渡そう。百人に配ればその中の10人は今後のキミを応援してくれるファンになってくれるかもしれない。
俺は恥ずかしがってあまり渡せなかったけれども……。
さて、そんな重要な名刺の印刷だが、自分自身はキンコーズに依頼して印刷してもらった。白黒名刺を大体100枚印刷して3900円位かかった。質に関しては満足しているが、あまり安いとは言えないだろう。
だから、もし家にプリンターがあるなら名刺用用紙を購入して自宅で印刷するというのもありだ。
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これなら安い。
そして質も悪くは無い。
また、家にプリンターが無く、数枚程度の名刺でいいのだとしたら、BiziCardというアプリを使ってみるのもいいだろう。
これはどうやら名刺を作ってコンビニでネットプリント出来るサービスらしいのである。俺は使う予定は無いが、もし、利用しようと思うのであれば調べてみるといいだろう。
他にも安い印刷所を探すという方法もあるだろうが、安いところの場合は、参加ギリギリになって名刺を用意しようと考えた場合に名刺の納品が間に合わないこともあるので気をつけていただきたい。
実際に俺はイベントまでに名刺の印刷が間に合わなくて、キンコーズで再度依頼した馬鹿者なのである。
どうか、反面教師にして頂きたい。
さてと、今回はコミケや文学フリマなどであった方がいいものを紹介してきた。
正直な話、俺はまだリアルの場での同人活動を始めて日が浅いので、「いや、これはあった方がいいだろう」というものがまだまだあるのかもしれない。
是非、そういったものがあったら、ブクマやTwitterなどで教えてくれるとありがたいのだが、ひとまずこれだけあれば、俺自身は次参加しても困らないなと思っていたりする。
また今回は名刺だけでなく、自分が公開する予定の作品に関するチラシも作って挟んでみたのだが、これもネットプリントで作ってみた。ネットプリントの回し者かと言われかねないほどの乱用である。
効果のほどはまだ作品を出していないからわからないけれど、こうしたリアルの場で出来るつながりというものは、キミにとっても大きなものをもたらしてくれるだろうと俺も思っていたりするから、色々と試行錯誤をしながらやってみるといいだろう。
実際そういう試行錯誤の部分にも同人活動の楽しみはあると思うし、「うちのサークルはこんな風にしているよ!」などと語り合うのも非常に有意義で楽しかろう。
それでは、今後のキミの同人活動に期待している。
是非、キミはしっかりと準備を整えて、そして新刊がギリギリにならないように、余裕を持ったスケジュールで楽しい同人ライフを送っていただきたい。
修羅場はどう考えても楽しいとは言えないからな。
それもまた同人活動なのだろうが、俺はもう修羅場はこりごりである。
印刷所を困らせるのは、金輪際なしにしていきたいと未来の自分に切なる願いを捧げてーー。
では、失敬。
(ちなみに俺の同人兼お仕事用のポートフォリオサイトを絶賛改装中である。ブログや創作に関する様々なノウハウに関してはこちらをメインに公開していこうと思っているので、良かったらみてやってほしい)