景虎日記

無駄な考え、無駄なあがき、無駄な偏愛と偏見による電子書籍とWeb小説、その他もろもろの記述。

でんでんビアバッシュオフレポという名の妄想

 どうも。俺だ。景虎だ。

 今回のエントリはズバリ、先日開催された「でんでんビアバッシュ」についてである。随分と書くのが遅くなってしまった感じもするものの、これを書かずに別のエントリを投下していくというのも何だかおかしな感じがするので、今回はこの「でんでんビアバッシュ」に関するオフレポについて書き綴っていくことにしよう。

 キミに拒否権はないぞ。俺はやると決めたらやる男なのだから。

(ただし、原稿は思うように行かないこともある)

 

denshochan.com

 

そもそもでんビアってなに?

 情報通のキミのことだから、おそらくこの「でんでんビアバッシュ」というものを既に知っていることだろうけれど、念のためどういう会合だったのかを軽く説明しておこう。

 このでんでんビアバッシュとはズバリ「ただの飲み会」である。

 セルフパブリッシング業界で活躍したり、くすぶっていたりする電子の獅子達が、己が主張をぶつけ合い、研ぎ澄まされた言葉の凶器でお互いの臓腑を激しく抉り、倒れた軟弱者の体をかっさばき、それをツマミに更なる血の宴へと興じるという「ただの飲み会」である。隙間社という名のセルフパブリッシング出版社を取り囲み、電書で殴りつけるという会合だったのである。「ただの飲み会」と言いながら、ただごとでは無い。

 そう。何を隠そう、ここでいう「ただ」とは「治療費は出ませんよ」「保険は利きませんよ。ただですよ」というのを意味していた訳である。

 主催者であるでんでんコンバータの「ろす師匠」に関して言えば、「ヤダヤダヤダヤダ! この作家は僕のものだもん! 先にツバつけておいたんだもん!」と絶叫しながら月刊群雛編集長である「鷹野凌氏」に掴みかかり、それに対して鷹野凌氏は「ハイハイハイ! その上から俺が舐めたー! ツバつけた上から舐めたから俺のものー」といったようなあまりにも愚劣なやり取りが行われていないとか、いないとか!

 

 

 

 

 と、冗談はさておき、その有様は楽しかったし、有益な一面もあったものの、本当に酷い有様であった。

 では何故、この「でんでんビアバッシュ」という会合がろくでもなかったのか?

 それは単純な話である。それは一次会が自己紹介と質問タイムで終わってしまったからでも、やたらと出版社に対する爆弾のような言葉が投げまくられていたからでも無く、ただただ単純に景虎というろくでもない生き物が参加していたからである。

 

 (彼はこんな怪文書を配っていた。実際謎である。)

 

 この景虎という無名無作の帝王は、やたらと偉そうにべらべらべらべらと長話を続け、「世界が俺のためにどのように変わるべきなのか」と言った身も蓋もない話を自信満々に続け、最終的には「よし、世界は我によって征服された!」と高らかに勝利宣言してしまったため、そこに居合わせたすべての人が「ああ、コイツはかなり危険な薬をキメているな。ぽっきゅんとか言う薬かもしれぬ」とろす師匠の顔を見やった。

 ろす師匠はというと「俺じゃない俺じゃない。ぽっきゅんはα版だけど安全なはずだよ?」とぽっきゅんのソースコードを何度も見直していたのだった。

 嘘だけど。

 

結局何をしていたのさ?

 さて、賢いキミのことだからここまでがすべて冗談で構成されているという事実に既に気づいてしまっている事だろうが、だからといって本当の話をしてしまうのも憚られるので、俺はそろそろ「ご想像にお任せしたい」と言って逃げてしまおうと思う。

 なぜって?

 それは勿論、酔っ払っていて何処までがオフレコだったのか思い出せないからである。危険な話も相当あった。皆の金銭的事情がどうなっているのかやら、出版社に対する辛辣な言葉やら、「違法アップロードは本当に悪なのか?」といったネット上でやったら大火傷しそうな提言やらのどこまでがオフレコでどこまでが、そうで無いのかが俺にはわからなくなっているのである。

 俺がした話に関してはしても良いのだろうが、俺自身も俺がどこまでをオフレコにしたかったのか全く想像がつかないのである。俺はなんでも知っているが、自分のことはこれっぽっちもわからない男なのである。ヴィヨンの軽口のバラードの如くなのである。

 まぁ、少なくとも永元千尋先生のガンプラはオフレコでは無いであろう。

 

 という訳で、この辺りでオフレポに関しては終了としよう。

 決してオフの内容について忘れてしまったわけでは無いのだが、ミスターXの正体が誰だと明かして良いものなのか俺には判断がつかないでいるのである。

 名刺は頂いたのだが、如何せん、恐れ多い……。

(Tから始まる俺の尊敬する人物である)

 

 では、失敬。

 

www.10kgtr.net

 

 

追伸

 このオフ会とは全くもってこれっぽっちも関係ないのだが、あのWordpress界で有名極まりない高橋文樹てんてーが、それっぽい表紙を簡単に作ることができるサービスを公開したとのことだ。忠告しておくが、これはオフ会とは全く関係の無い話である。

hametuha.pics

 自分自身も電子書籍の表紙テンプレートをCC0ライセンスで無軌道に配布するサイトを実にいい加減な気持ちでやっているのだが、そんな中途半端な男とはやはりやることが違う。そもそも比べるのも失礼な話である。

bookcover.10kgtr.net

 「はめぴくっ!」は今現在二種類の表紙しか作ることが出来ないが、今後の展開次第では表紙の作れない電書新規参入者には欠かせないサイトとなっていくことだろう。それまではあまり派手に破滅せずに進展を見送りたいものである。