11月5日を忘れないためにVフォー・ヴェンデッタを見よう
どうも。俺だ。景虎だ。
俺は死んでいる。理念が死なないのと同様に、締め切りという奴は中々死んでくれないからである。本当に困ったものだよ景虎君。
と言うわけで、今回はもの凄く短いエントリにはなってしまうのだが、11月5日――つまりはガイ・フォークス・ナイトというものをお祝いするために、Vフォー・ヴェンデッタを見ようというアジテーション記事を書いていくとしよう。
最近はやたらと、脳の火薬庫に火が付いたような記事ばかり書いていたから、たまにはこういうのも良いだろう。うん。それではキミ、ともかく黙って下のリンクを踏んでポチれ。話はそれからである。
ガイ・フォークス・ナイトとはなんなのか?
さて、まずはそこから説明しよう。
このガイフォークスナイトというのはイギリスのお祭りで、11月5日にガイフォークス人形という人形を作って、市中引き回しの刑に処したのちに燃やすというお祭りだったらしい。現在ではかがり火をたいたり、かんしゃく玉花火をぼんぼん爆発させるお祭りになっているのだが、このお祭りは火薬陰謀事件というものが由来になっているのである。
この火薬陰謀事件だが、イギリスにおいてイングランド国教会の優遇政策によって苦しんでいたカトリック教徒の中の過激派が、火薬で上院議場を吹っ飛ばそうと画策した事件の事であり、結局未遂に終ってしまったというもので、それを実行に移そうとしたのがガイフォークスだったという訳なのである。
「あー、なんだ景虎君が好きなディストピア的な奴ですか」と気づいたキミは鋭い。そうである。このVフォー・ヴェンデッタは良質なディストピアカラテアクションナイフビュンビュンペダンチックアクション中二病超大作なのである!
あ、アクション二回言ったよこの人とか言わない!!
Vフォー・ヴェンデッタの見所
もう、なんといってもマトリックスのウォシャウスキー兄弟が監督しただけあって、アクションがパない、そしてペダンチックさがヤバい。とりあえず、シェイクスピアっとけば良いみたいな感じがね。ジョージ・オーウェルとか、ヒトラーとかそれっぽい感じにしとけってのがね! わかってるね!
押井監督から学んだんだねこれは!
いいよいいよ! 好きだよそれ!
なんだかヤバいパないしか言っていない頭の悪い奴に思われそうだが、見てもらえればわかる。ヤバい! パない! 格好いい! けど特に意味は無い!
何か無駄に格好いい! 強い! ディストピア! ナイフ飛ぶ! 刺さる!
死ぬ! 毒! 薔薇を刺しておけ!
テレビ局襲撃! 俺の主張流す! どうよ格好いいじゃん!
というね。もう、好きな物をこれでもかと積み込んで爆破させたかのような頭の悪い作品なんですよ。ウォシャウスキー兄弟監督好きやで。そういうリスペクトが行き過ぎちゃうところ。大好きですよ。
もう、ディストピア感とか、ストーリーテーリングとか割と形式美に則ったものになってしまっているんだけれども、テロリストのVの狂いっぷりとナイフだけで銃相手にバリバリ戦っていくのがそれは、もうもうもう、格好良すぎるのである。
「俺たちには銃があるんだぞ! お前にあるのはナイフと、ファンシーなカラテギミックだけだろ! 勝てるわけないんだぞ! わかってるのか? 殺すよ? 殺しちゃうよ?」
「お前達が銃を撃ち尽くしたときに、果たして俺は倒れているかな? そうなれば再装填の時間はないぞ」
(大体こんな感じのやり取りがある)
うはー! 格好いい! 格好良すぎる!
火薬陰謀事件わすれましぇん!(即堕ち)
もうね。もーうもーう、むき出しの中二病をフィルムに焼き付けたような展開が満載な訳。もうね。海外のアノニマスの連中が心奪われたのよくわかるんだよこれ。
善悪とか、全く抜きにしても格好良すぎるんですよ。破格の格好良さですよ。
はぁ、はぁ、落ち着こう。
そして、なんといってもラストシーン。
シンプルな物語、シンプルなディストピアだからこそ、あのラストシーンが映える。
もうね、あれを見たら真似したくなるわけですよ。
海外のアノニマス連中が、やりたくなっちゃうってのはわかる。
あれはヤバい。熱い。とてつもなくバカっぽいんだけど格好いい!
政府なんてクソだ! 皆お面被る! これで最強!
さて、キミもこんなブログを読んでいる暇があったら今すぐ、火薬陰謀事件に荷担してくれ! Vフォー・ヴェンデッタを見よう! ビックベンを吹き飛ばそう! ナイフを投げまくろう! 美女を拷問しよう!
日付をまたいでも良いから急げ!
では、失k
(あまりにも頭が悪くなってしまったので景虎は粛清されました)
(本当に良い映画です。リベリオンと合わせてみるといいのかも!)