景虎日記

無駄な考え、無駄なあがき、無駄な偏愛と偏見による電子書籍とWeb小説、その他もろもろの記述。

たったの百円でも不労働所得は増やすべきである!

 どうも。俺だ。景虎だ。

 少し前に積み上がる物こそが大切だというエントリを書いたのだが、ソシャゲ批判にばかり目がとまって肝心な所をキミは見逃していなかっただろうか?

 そこで、今回のエントリでは実際にそんな積み上がっていく物の中でも代表的な物としてあげられるであろう「不労働所得」の大切さについての話をしていこうと思う。

 不労働所得などと言うとキミが嫌な顔をしそうな気もするが、このエントリを読んでから、少しでもそのものに対する認識が変わってくれたなら俺は嬉しいと思う。

 

 ちなみに、積み上げる物~に関するエントリはこちらだ。

 まだ読んでいないキミはこの記事を読み終わってからでもいいから是非チェックしてくれたまえ。

 

www.10kgtr.net

 

 さて、それでは本題に入っていこうか?

 

不労働所得は百円でも持っておけ!

http://www.flickr.com/photos/30914459@N00/183272970

photo by FlySi

 さて、今回俺が言いたいことのほとんどはこの一言に集約されていると言っていいだろう。多くの人がたった100円ぽっちの不労働所得を毎月受取っても意味が無いと考えているだろうが、おそらく賢いキミであればこそ、俺が何を言いたいかが薄らぼんやりとわかってきているのではないだろうか?

 

 なぜ、不労働所得は百円でも持っていた方がいいのか?

 それはこの所得は一般的なお金とはまた違う意味合いを持つお金だからなのである。

 

お金とはそもそも時間である

http://www.flickr.com/photos/54432358@N00/3404575074

photo by Gunnar Ries

 そもそもお金とは何かについて考えてみたときに、一つの要素として「お金とは時間である」という答えを出す人もいるだろうが、まさにそれで、サラリーマンの平均時給が1486円であることを考えると、おそらくキミの一分間の値段はたったの25円ということになるというわけである。

 俺も含めて多くの人が、この時間という物を切り売りして所得を得ている訳だが、一分間25円という値段の事を考えると、一ヶ月に100円の不労働所得があるという事は非常に重要な事に思えてこないだろうか?

 つまり、一ヶ月に100円の不労働所得があるという事は、一ヶ月に4分の時間を取り戻しているというのと同義だということなのだ。

 一が月に1000円の不労働所得があれば、一ヶ月に40分もの時間を取り返す事ができるという事になるわけである。

 俺に関して言えば一ヶ月に約35000円の不労働所得があるので、1400分、つまりはおおよそ23時間分もの時間が、何もせずとも振り込まれて来ているという訳なのである。

 

不労働所得は積み上がる時間的資産である

http://www.flickr.com/photos/10394042@N05/3057273753

photo by $PHPhoto

 さて、そろそろキミもぼんやりでは無くはっきりとわかってきたことだろう。

 つまり、普通の労働で得る対価は時間を切り売りして手に入れたお金であり、不労働所得に関しては逆に時間を対価にせずに手に入れたお金であるから、同じ天秤にかけて額を計るのが間違っているという話なのである。

「月に1000円ぽっち入ってきたところでなぁ」と思って、不労働所得を全く作り出していないという人は、「一ヶ月に40分だけ自由になる」と考えてみて欲しい。そう考えると、これはかなり大きな額と思えてこないだろうか?

 だからもしも、合法的な手段で毎月100円でも手に入るチャンスがあるのだとしたら、やってみないというのはもの凄い損だという事になるだろう。無論、始めるまでは若干時間やコストが取られてしまうかもしれないが、回り始めたらそれは自動販売機と同じで、長いこと自分に時間をもたらしてくれる素晴らしい資産になるという訳である。

 

まとめ

http://www.flickr.com/photos/79023626@N00/215559356

photo by littlelostrobot

 さて、今一度、積み上がる物の記事で述べた部分に戻るが、キミ自身は何か自分の人生の中で積み上がる物をやっているだろうか? それはここで述べたような不労働所得のように目に見えて積み上がっていくものでもいいし、技術といったような一生自分を助けてくれるようなものでもいい。でも、ひとまずは、こうした一見小さく見えるような積み上がる物が、実のところ想像以上に大切なものであるということがわかってきたのではないだろうか?

 

 特に、小説や絵、そして音楽といったコンテンツメーカーは、今現在の電子販売の流れに乗って、是非こうした積み上がる物を100円でもいいから作り出していくべきであろう。それはきっと、キミが一世一代のピンチに陥ったときに必ずキミを救ってくれる命綱になるだろうし、実際問題俺自身が、そういった不労働所得によって助けられている上、少しずつ自由な時間を取り戻し、それらを創作に当てることが出来るようになってきてるという事実から鑑みても、その百円は決して無視することの出来ないかけがえの無いものだと言うことが出来るのであろう。

 

 再度キミに問おう。キミの人生は積み上がっていっているか?

 一概に時間を切り売りすることを批判するつもりは無いが、ただ無為に時間ばかりが無くなって行っていないだろうか?

 もしそうだとしたら、今日から毎月4分だけでも、時間を取り戻していく努力をするべきだと俺は心の底から思っているのである。

 コストゼロから始められる事も沢山あるから、是非キミも今日から何か不労働所得を得られる方法を模索していってほしいものである。

 そうすれば、自由になった時間で、俺はキミの素敵な作品をもっともっと読むことが出来、キミも、俺も、そしてより多くの人が幸せになっていくことに繋がるのだろう。

 

 検討してみて欲しい。その百円は如何なる意味を持つのか考えてみて欲しい。

 

 最初の内は上手くいかないかもしれないが、まぁ、絶望するな。

 では、失敬。

 

 

5分の使い方で人生は変わる (角川フォレスタ)

5分の使い方で人生は変わる (角川フォレスタ)

 

 (もしも、新しい事をやる勇気が無い、または気力が無いという人は是非この本を読んでみて欲しい。人間は中々同じ生活を繰り返して変わることが出来ないらしいが、五分の積み重ねで、少しずつ人は変わっていける物だと俺自身も思うところがある本である。まずは一歩踏み出したまえ)