景虎日記

無駄な考え、無駄なあがき、無駄な偏愛と偏見による電子書籍とWeb小説、その他もろもろの記述。

平成生まれの俺が「学問のススメ」をオススメする理由

 どうも。俺だ。景虎だ。

 今回のブログ記事では、あの一万円札で知られる福沢諭吉が 書いた「学問のススメ」について色々と書いていこうと思うのだが、時にキミはこの学問のススメを既に読んだことがあっただろうか?

 実のところ俺は、最近になるまでこの「学問のすすめ」を読んでこなかったのである。そもさん福沢諭吉に対して「一万円札のあの人」といったイメージしかなく、具体的にどんなことをやった人なのか、また、どんな考えを持っていた人なのかといった部分について全くの無頓着だったのである。

 ひょっとするとキミもそうかもしれない。

 と言うことで、今回はそんなよく見ているけれどよく知らないかもしれない福沢諭吉と学問のすすめについて語っていくとしよう。

 準備はいいだろうか? それではいってみよう!

 

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サイバーテロの今がわかる「王様達のヴァイキング」を読んでおけ!

 どうも。俺だ。景虎だ。

 さて、今回は俺が何度も各所でオススメしているマンガ作品、「王様達のヴァイキング」について書いていきたいと思っている。キミは「また漫画家かよ」と若干うんざりした顔をしそうだが、まぁ、黙って読んでみたまえ。

 これが本当に凄いハッカーマンガなのである。ストーリーよし、キャラクターよし、そして知識量が凄いというものすごい作品なのである。

 そこで、今回はこのマンガを買うべき理由について大まかに語っていくこととしよう。

 さて、それでは始めようか。 

 

王様達のヴァイキング(1) (ビッグコミックス)

王様達のヴァイキング(1) (ビッグコミックス)

 

 

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「原始乙女と神の塔」をキミはもう読んだかね?

 どうも。俺だ。景虎だ。

 今回は少し前にTwitterで褒めていたマンガについて書いていくとしよう。

 そう、俺が今キミに超絶オススメしたいマンガ――それが「原始乙女と神の塔」という作品なのである。

原始乙女と神の塔

原始乙女と神の塔

 

 前時代との歴史の連続性が絶たれてどうなるかという話は、個人的にもの凄く想像力をくすぐられるSF的モチーフであるとは思うのだが、本作「原始乙女と神の塔」では、「オタカラ」という一種のスーパーアイテムとしてギャグテイストに取り扱われているのが非常に興味深いのである。

 こうした歴史断絶物は比較的暗い話になりがちだが、この「原始乙女と神の塔」では非常に明るく、そして可愛いキャラクターとともに描かれているのである。

 それでは、そんな「原始乙女と神の塔」の魅力と歴史断絶物という物についてしばし、語っていくとしよう。

 キミも是非まだ未読なのであれば安いのでチェックしてみてくれたまえよ!

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はじめての小川一水「想像力をくすぐる六冊の小説」

 どうも。俺だ。景虎だ。

 今回は、とっておきの小説を紹介していくエントリを書いていこうと思っているのだが、その前にキミに一つ質問を投げておこうと思う。

 

 キミは、想像力に自信がある方だろうか?

 

 突然この問いを投げられて、「当然自信がありますよ」と答えられる人は中々いないとは思うが、中には内心「俺には類い希なる想像力がある」と信じてやまない自信家もいたりするのではないだろうか?

 少なくとも俺は「想像力とアイディア」に関しては相当自信がある方であり、それはあからさまに根拠無き自信ではあるのだが、それだけを胸に秘めこの世界を四分の一世紀生きてきたと言っても過言ではないほど自信家なのである。

 

 しかし、そんな俺は彼の作品と始めて出会ったその時に、「コ、コイツだけは生きていてはいけない! 俺の自信が無くなってしまう!」と動物としての生存本能がバリバリに働きまくっていた。

 その上「なぜ俺がこれを先に書かせてもらえなかったのか?」と嫉妬心と畏怖の心が綯い交ぜになったとてつもなく複雑な心境にさせられた思い出があるのである。

 

 そう、今回紹介していく小川一水先生の書く作品は、そんな自信家どもの顔を木っ端みじんに打ち砕き、原子レベルで分解してしまうほど、圧倒的なまでの想像力と魅力的なSF的思考に満ちたものになっているのである。

 

 今回はそんな脳に贅沢な小川一水作品の中から比較的取っつきやすく、そして想像力を最大限にくすぐってくれる六冊をチョイスしてみた。

 だから、もし少しでも興味が沸いたなら、いつでもいいので、機会を見つけて彼の想像力に挑戦してみて頂きたいと思う。

 まず、驚かされ、勝負にならないこと間違いなしなのだが。

 それでは紹介していくとしよう。

(ちなみに2016/01/23現在、AmazonにてKindle本の20%ポイント還元セールを行っているので、もしも気になってしまったなら今買っておくのがよいだろう)

 

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「地獄恋 LOVE in the HELL」を今すぐ読んでおけ

 どうも。俺だ。景虎だ。

 時に尋ねるが、キミはどうしてもレビューを書かなくてはいけないという使命感に駆られたことはあるだろうか?

 もしかすると、少しは経験があるかもしれない。それは、おそらくは皆がまだ読んでいないであろう、もしくは明らかにもっと評価されても良いと思える作品に偶然にもであってしまった時であろう。

 そして何を隠そう。この俺も、つい先日そんな作品にであってしまったわけである。

 

 それが、この地獄恋 LOVE in the HELLである。

 

地獄恋 LOVE in the HELL : 1 (アクションコミックス)

地獄恋 LOVE in the HELL : 1 (アクションコミックス)

 
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「本棚の10冊で自分を表現する」をやってみたが。

 

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 どうも。俺だ。景虎だ。

 今日は、けいろー氏のブログで紹介されていた「本棚の10冊で自分を表現する」というものをやってみたので、その結果を報告することにする。

 俺が選んだのは結局、上の写真にある十冊である。

 なんだかもう少し違う本を選んでもよかったような気がするが、そもそも一万冊近い蔵書の中から十冊に絞ると言うのがかなり無謀だった。無謀すぎた。

 選べるわけないでしょそれ!

 いや……勿論、人生を変えた本みたいなくくりで選べば少なくは出来るだろう。ただし、それを実際にやってみた結果「伊藤計劃」と「筒井康隆」の比率があまりにも高すぎた上、なんだか人格を疑われそうな本が数冊混ざっていたので、それは無しで選ぶことにしたわけである。

 要するに適当に選んだ!

 悪いか!

 文句ある奴でてこい!

 はいそこのキミ! 着席! 文句言わない!

 さて、そんな訳で、選んだ本に関しては俺自身も色々思うところがある訳だが、ともかく、俺の選んだ十冊を紹介していこう。

 

 

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今週の俺本「仕事が手につかなくなる10冊」

  やぁ! 景虎だ! こんばんワーズワース!

 最近の読者というものは、どうやらあきるのが早いらしい、と風のウワサに聞いたことがあるが、いつもいっつも長文垂れ流しのブログをやっていていいものなのか?

 飽きられないだろうか? そもそも何を見ているのだキミは?

 俺の顔? なんだい照れるじゃないかねキミ!

 

 さて、そんな適当な茶番を演じつつも、やっぱり俺はそろそろ、問題提議ばかりしていないで、軟派な記事をもっと増やしていくべきなのではないかと考えているのだ。小難しい妄想に満ち満ちた記事ばかり読んでいても疲れるしね。うん。

 

 という訳で、今週から週に一回は、その週に読んだ本を実に適当にまとめていくことにした。時折、適当に書くことを忘れて熱っぽく語り始めてしまうこともあるかもしれないが、あくまでも適当に、そしてゆるーく路上の野良猫をほっとけない心優しい青年のような心持ちで、本をまとめていくことにする。

 さてそれでは、今週紹介する俺本は「仕事が手につかなくなる10冊」+一冊だ。

 もしこの中で気に入った本があれば是非俺にも感想を聞かせて欲しい。

 それでは始めよう。適当にね!

 

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「Kindleのまとめサイトでどうにかこうにか1000日間生計をたてた話」という本の話

 どうも。俺だ。景虎だ。

 今日お話しするのはあの箱を被った男の話である。

 勿論それは、安部公房の箱男の話ではない。

箱男 (新潮文庫)

箱男 (新潮文庫)

 

  Kindle本絶対売る売るマシーンとして日本のKindle界隈で知らない人を見つける方が難しいというあの人のことである。

 そう、きんどるどうでしょうのきんどうさんのことである。

 今回はそんな彼が出した本「Kindleのまとめサイトでどうにかこうにか1000日間生計をたてた話」について具体的に以下のような内容について書いていくつもりだ。

 

  • ダメな本だと思ったキミへ
  • マネできるところ出来ないところ
  • 情熱と悪知恵について
  • 誤解しない方が良いところ
  • キンドル作家のキミが読むべき本

 


 つまり、今回も相当長くなるという話だ。
 また、良いことばかり書いているわけではないから、話半分に読むのが良いだろうと俺はキミには前もって助言しておきたい。

 

Kindleのまとめサイトでどうにかこうにか1000日間生計をたてた話

Kindleのまとめサイトでどうにかこうにか1000日間生計をたてた話

 

 

内容紹介

「売らねば死ぬ、Kindle本のアフィを生活の糧になんとか1000日。日本で恐らく唯一、電子書籍の実売だけで食っている個人が電子書籍担当者のために書いたメディアづくりの実践本」
 
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