景虎日記

無駄な考え、無駄なあがき、無駄な偏愛と偏見による電子書籍とWeb小説、その他もろもろの記述。

今更ながら根木珠氏と会ってきたぞ!

 どうも。俺だ。景虎だ。

 本当に今更なのだが、根木珠氏とオフ会をしてきたときのことを書いておきたいと思う。根木珠氏はずいぶんと俺を真似たブログ記事を書いていたようだが、これに全く返信がない状態で、ブログを続けていくのはあまりにも失礼だと思ったため、本当に今更感がしすぎてどうしようもないが書いていくこととしよう。

 ちなみに根木珠氏のブログとそのオフ会に関する記事はこちらだ。

pcu28770.hatenablog.com

 勘違いしがちなキミの為に訂正しておくと俺は宇宙人ではない。

 

出不精な俺のオフ会

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 さて、前もって忠告しておかなければならないが、俺は出不精の王としてその界隈に名をとどろかせている人物なのである。部屋を出ないことヤドカリの如し、人と話さないことマネキンの如しと各所で恐れられ続けている人物なのである。

 そんな俺が珍しくも神保町まで出向き、根木珠とお話ししようと思ったのは、流石にこのろくでもない王座を誰かに譲ってしまおうという心持ちになっていたということと、人と会わなさすぎるという生活がちっとも有意義でないということがあってのことだった。

 当日は、神保町のマクドナルドで待ち合わせをすることになり、二時間も早く着いてしまった俺は、近くのカフェでカフェオレをすすりながら根木珠の到来を待っていたのだった。PRONTOと言うカフェなのだが、ここが地味に全面喫煙OKの場所で非常に居心地がよかったという事実もここに書き加えておかねばなるまい。

 そして、肝心の根木珠氏がマクドに到着したと聞いて、急いでカフェオレを平らげると、俺は目的の場所まで向かった訳である。最初からマクドで待っておけば良かったんじゃと思う方も多いと思うが、俺は不意打ちに弱いので(何せ人とほとんど合わないので)こういったまどろっこしい方法を取っていたのである。

根木珠氏はこんな人だった

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 さて、神保町のマクドナルドに入ると根木珠がいた。彼女は精霊の守人を机においたまま静かにハンバーガーをパクついていたのだった。

 俺はしばらく彼女を観察したのちに声をかけて、本人が「ああ、景虎いた」と認識するやいなや一気呵成にしゃべり始めたのだった。

 それはそれは宗教の話から現在の進捗に至るまで、様々な話をしていたものだが、俺はずっとずっと精霊の守人のことが気になってしょうがなかったのである。

 読書家にとっては本人と会話するよりも、読んでいる本について知るということが一番の理解の早道だとおもっている俺は、本当にそればかりが気になってしょうがなかったのだった。それは、もう嫌気がさすぐらいに一方的に話しまくってはいたけれど、終始気になっていたのは、精霊の守人のことだったのである。

 あの作品を読んでいるということはそれはそれは素敵な人物に違いないということなのであるが、それをいつどのようにして手に取ったのかが俺にとっては気になってしかたがない状態になっていたのだった。

 もうね、本人そっちのけで本のことが気になるとかどうかしているよね。

 

精霊の守り人 (新潮文庫)

精霊の守り人 (新潮文庫)

 

 (ちなみに本作はNHKでアニメも放送されていた。あちらも名作だ!)

 

 さて、そんな根木珠氏の印象だが、全くもって素敵な文学少女なのである。本を愛し本を求め、どこか不思議な感じのするオーラをはなっているという人物なのである。そして、精霊の守人を読んでいる人なのだからいい人に違いない。

 俺の話をうんうんとうなずきながら聞いてくれるのだからそれはそれは心の広い人に違いない。そして、進捗どうなのと尋ねて顔を赤くしたところを見ると、読者のことを真摯に考えている人物に相違ないはずなのである。

 まったくもって素敵な方なのだが、俺は、ともかく話しまくって話し続けて、話をするのをやめなかった。もっと人の話を良く聞きなさいと言われまくっているのだが、会話がともかく止まらない。いや、会話というよりも、俺がただ一方的にしゃべりまくっているだけなのだが、それを根木珠氏はともかくもうんうんとうなずきながら聞いてくれていたのである。本当にいい人である。

 なんというか、凄くいい人だっただけに、俺が一方的に話していたのが、本当に申し訳ないと思えて仕方がないのである。もっと根木珠氏の話も聞きたかった。自立支援のことくらいしかまともに話させていない気すらするのである。

 申し訳ないが、まぁ、楽しかった。是非ともまたご会話したいものである。

 

景虎君は会ってくれる人を募集中

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 さて、そんな景虎君だが依然誰とも出会わず、誰とも話さない生活がかなり続いているので、絶賛合う人募集中なのである。たわいない会話を延々と続けることであれば、得意中の得意であるから、もっともっと誘って頂きたいと思っているのだが、実際問題自分からお誘いの声をかけるのがいかんせんへたくそな人物であったりするのである。

 だからこそ、もしよろしければ、根木珠氏の様に気軽に声をかけて頂きたいと思う。

 それほど、特筆するべき予定という予定がつまっていない俺は、いつだろうと会いに行けると思うのだが、都内か神奈川近辺で会いたいという人がいれば是非、誘って頂きたいと思っている。すぐにでも向かうだろう。

 是非メールかツイートで俺を呼び出してみて欲しい。ただし、ナウでゴーだけは足が遅いのでご配慮頂けると幸いである。

 場所は神保町でもいいし、田園都市線内であれば迅速に向かうことが出来る。無論他の場所でもかまわないが、基本的に方向音痴であるから、そこだけはご配慮頂けるとなおのこと幸いである。

 

 

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 さてと、そんな訳で遅くなってしまったが、根木珠氏と会ってきた話について書かせて頂いた。個人的にこういったオフ会というものは景虎君が一方的に話しまくってしまうという良くない側面をもっているものの、なんとなく人と話しているというその行為自体が、俺にいい働きをもたらしてくれている様な気もするのである。

 まぁ、当人にとっては迷惑甚だしいのかもしれないが、俺は楽しいオフ会だと思ったのである。そんな根木珠氏の作品も一応紹介しておこう。

 俺が読んでいてオススメしたいのは、彼女が別名義で出しているサヴァイヴァという小説である。他にも短編集などを出しているが、まぁ、彼女の作品を読むのだとしたらこれを最初にするのがいいだろう。 

サヴァイヴァ

サヴァイヴァ

 

  決してムチャクチャ素晴らしい作品だと断言することなど出来ないのだが、彼女の人となりがわかり、そして今後も応援していきたくなるというそんな作品なのである。

 是非、懐に余裕があったら読んでみて頂きたい。

 それでは、さらなる出会いまでしばらく俺も精進に励むことにしよう。

 では、失敬。